βグルカン9
引き続きβグルカンについてです。
まずは業者の紹介です。
株式会社オルタス
運営統括責任者名:山中敏昭
住所:千葉県市川市南八幡3-20-16
株式会社キャッツドットコム
代表取締役:守屋祐生子
住所:東京都港区白金台2-7-7
株式会社アウレオ
代表取締役:守屋直幸
住所:千葉県君津市かずさ小糸54-1
まずはじめにβグルカン(ソフィβグルカン)とは?という事についてのおさらいです。(下記引用)
βグルカンは食物繊維の兄弟のようなもの。いとこにはデンプンがいます。
どこかで聞いたことがあるような、ないような、βグルカンという言葉。
電通消費者研究センターの調査(2005年11月)によれば、「βグルカン」の認知率は11%ですから、知らない方がまだまだ多い物質ですが、理科の時間を思い出して、少しだけ勉強してみませんか。
炭水化物を分解したときの最小単位を単糖といい、この部品が2~10個連結したものをオリゴ糖、11個以上連結したものを多糖と呼んでいます。
単糖のグルコース(ブドウ糖)のみが結合してできた多糖はグルカンと呼ばれます。
植物を構成する食物繊維のセルロース、植物が貯蔵するデンプン、動物が貯蔵するグリコーゲンなどもグルカンの仲間です。
グルコースにはα型とβ型が存在し、α型グルコースが連結したものをαグルカン、β型グルコースが連結したものをβグルカンと呼んでいます。
また、グルコースは6個の炭素(C)をもち、その何番目と何番目が結合しているかを数字で表すことで、グルカンはさらに細かく分類されます。
例えばデンプンは1番目と4番目の炭素、1番目と6番目の炭素でα型グルコースが結合しているので、α-1,4-1,6-グルカン、セルロースは1番目と4番目の炭素でβ型グルコースが結合していることから、β-1,4-グルカンと呼ばれます。
この結合様式が、多糖全体の性質を大きく左右するのです。たとえば、セルロースは細胞壁の建造材料となるほど堅固で水不溶性なのと対照的に、デンプンは熱水に溶ける性質をもっています。
ソフィβグルカンは、1番目と3番目の炭素、1番目と6番目の炭素で結合していることからβ-1,3-1,6-グルカン※に分類されます。
αグルカンのデンプンはいとこ、同じβグルカンのセルロースは兄弟のようなものですが、その結合様式の特長により、セルロースなどと異なる多彩な機能性を示すことが明らかにされています。
次にアガリスク茸とソフィβグルカンの違いです。
ソフィβグルカンには、抽出・精製のプロセスが必要ありません。
β-1,3-1,6-グルカンといえば、アガリクス茸などのきのこをイメージされる方もいるかもしれません。
β-1,3-1,6-グルカンは、細胞壁多糖と、菌体外多糖に二分されます。細胞壁多糖がきのこ、海藻などの原料を破砕、抽出、精製して得られるのに対し、ソフィβグルカンは黒酵母が増殖する際に菌体の外に産生する菌体外多糖で、高純度・高品質を特長としています。
細胞壁多糖はいわば金を含む鉱石のようなもので、精製が粗悪で純度が低ければ価値の乏しいものになるのに対し、ソフィβグルカンは黒酵母という黒いアヒルが産み続ける純金の卵のようなもの、といえます。